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 ■ 端午の飾りづくり

 


端午の飾り(菖蒲かざり)

 この「菖蒲かざり」は、藤原定家以来の和歌の家、京都冷泉家の年中行事として今でも行われている端午の節供のお飾りを参考にしたものです。冷泉家では、端午の節供に、武者人形を部屋の中央にすえ、その前にハの字形に戦陣の幟を並べ飾り付けます。「菖蒲かざり」は、この幟の竿の上部に付けられているものです。水引には作り物の菖蒲と蓬が包まれています。本来は、実物の菖蒲と蓬を包んだ水引を屋根に放り投げ、邪気をはらったものです。
 さて、端午の節供と菖蒲の関係について少しご紹介しましょう。「端午」とは、月のはじめ(端)の午の日という意味で、中国では、漢の時代にはすでに五月五日を端午と呼んでいました。日本でも奈良時代には、端午の節供に、貴族たちが菖蒲の頭飾りを身につけることになっていたことが確認できます。平安時代の半 ば頃になると、菖蒲の飾りを身につけるほか、建物の軒に菖蒲の葉を葺いたり、菖蒲の葉で作った薬玉を部屋に飾ったりと、端午の行事における菖蒲の存在は大きなものとなっていきました。
 なぜ、菖蒲がこれほど脚光をあびたのでしょうか? ショウブが「尚武」(武芸を重んじること)につながるという説や葉の形が剣に似ているからという説もありますが、これは武士の時代になってからのお話です。菖蒲には「アサロン」を主とする独特な香りを出す成分が含まれていています。また、一緒に用いる蓬も独特な香りを持っていることから考えると、この強い香りに意味がありそうです。人々はこの強い香りが災いを寄せつけず、身を守ってくれると考えたからなのです。
 五月晴れのもと、あるいは天に向かって伸び、あるいは緑いっぱいに繁茂する2つの植物、菖蒲と蓬。あなたもこの元気いっぱいの植物に王朝人の想いを重ねて見ませんか。 

参加費

おひとりさま 200円(一般)
無料(小中学校団体) ※小中学校験学習支援事業

対象 お問い合わせページ記載どおり
予約 要(団体のみ)
団体の参加について ・体験日時:応相談
・所要時間:約30分
・定員:20〜40名
・予約:電話又は直接来館で必ず1ヶ月前までに申込みください(詳しくはこちらから)
関連行事 端午の節句


 

 

 

 

 

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