「草餅づくり」

 
 草餅といえば「ヨモギ」というのがあたりまえとなっていますが、かつて「母子草(ははこぐさ)」が草餅に使われていたのをご存知でしょうか。平安時代に編(あ)まれた『日本文徳天皇実録』という書物には、「(前略)田や野に草あり。俗に母子草と名す。二月に生えはじめ、茎や葉は白く脆(もろ)い。三月三日になる毎に、婦女これを採り、蒸し擣(つ)きもって餅となす。(以下略)」という文章があり、かつてはこの植物で草餅が作られていたことがわかります。
 
いつきのみや歴史体験館の「草餅づくり」体験では、この母子草をつかって草餅をつくります。『日本文徳天皇実録』を書かれている作り方を参考に、平安時代の人々が食べた草餅に近い味をお楽しみいただきたいと思います。
 ちょっとお散歩がてら、母子草を摘みにでかけませんか? 
―薬草としての母子草―
「母子草」は、キク科の二年草で、山野に自生しています。初夏に黄色い花をつけ、茎・葉ともに白い綿毛が密生しています。薬草としても用いられ、茎・葉を干したものを、煎じて服用すると、咳を鎮める効果があるといわれ、ぜんそく、百日咳・気管支カタル等に効き目があるそうです。

いつきのみや歴史体験館
TEL(0596)52−3890
FAX(0596)52−7089
古代の食を体験
「草餅づくり」
◆日にち/平成19年3月24日(
午後1時〜(約2時間)
◆定員/20名
◆参加費/500円

母子草採取
草餅づくり

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